青梅の趣味blog

日常の雑記です。

不倫っぽい曲が好きすぎるので独断と偏見で分類してみた

 

こんにちは。青梅です。 

突然ですがどなたかお客様の中に不倫経験のある方はいらっしゃいますか。

私は不倫経験も願望も無いのですが、自分の好きになる曲を分析していくとどうもかなりの割合が不倫関係の歌詞のようです。 

もう二十歳を超えてくると自分の好きになるものが大体わかってくるというか、傾向が見えてくるものです。不倫の曲以外に好きなものはギャンブルにハマる話や金の亡者的に金に固執する話です。傾向が見えてきましたね。

自分の今後好きな曲を開拓していくうえで「不倫 曲」などのキーワードで調べるのですがなんとなく思っているのと違うというか…純愛の曲として紹介されているものがほとんどというか…

不倫の曲なんて罪悪感とどうしようもなさと逆に吹っ切れてる感があるものなんじゃないんですか?!もっと「ダメなのに」感が欲しいんですよ私は!!!

ということで私の思う不倫曲を勝手に分類&紹介します。ここに載っていない曲で

「お前はこの曲好きだろ」という曲があれば教えてください。切実にお願いします。

 

不倫の曲とは何か

不倫っぽい曲の分類を図で説明すると、

 

 

 

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こんな感じで分けられるのではないかと思います。

①と③は比較的少なく、②と④が多そうです。

不倫の曲は多くの場合「わたし」と「貴方」の関係性に関する曲だと思うのですが、欲に②は「貴方」存在がかなり薄い曲が多いです。

やはり不倫に対する考え方において「不倫をしたいからしている」派と「あなたとの関係性が偶然不倫だった」派があるのではと思います。

また、不倫に対する罪の意識の有無も曲によってばらつきがあるように感じます。一応注意なのですが、不倫は現在、常識的な倫理観からは外れた行いであり、不倫をした場合慰謝料を請求される可能性がありますので出来る限り不倫はやめましょう。

①罪悪感が強い×貴方重視

ここからは一つ一つ曲について説明を入れていこうかと思います。 

ポルノグラフィティ瞳の奥をのぞかせて

まずはこちらから。9月8日にポルノグラフィティ全曲がストリーミング配信になったので是非聞いてください。

 まず歌詞の不倫感が抜群。

「いけない時間は甘噛みのように」はいはいもうこれは完全に不倫ですね、というような歌詞。さらに「秘め事はいつも秘め事のまま」はいもうこれは不倫です(確信)

この歌で出てくる「あなた」は割と一緒に夜を過ごして翌朝勝手にいなくなるようなタイプのちょっと典型的に良くない不倫野郎なのですが、

まあ、それでも好き…となってしまう心情をうまく書いているというか、私たちが求める不倫関係が存在する歌です。 

EXILE 「Ti Amo」

一時期さんざん歌番組で歌われていた、この国で最も有名な不倫ソングです(過信)

主体の女性がいつもこの関係の終わりについて考えているのが推しポイントです。

「部屋を出るときは「さよなら」じゃなくて「おやすみ」と言って欲しい」のとこなんてわかる~~~!!!って感じでした。不倫したことないんですけど。 

いまだにここまで明らかな不倫ソングがバンバン歌われていたあの時代が謎です。でも、多少美化した感じはありますがきちんと、不倫は悪いこと、という認識があって教育的にもよい歌なのではないでしょうか。

不倫の関係について「この罪」と表現する歌詞が素晴らしいです。個人的な趣味ですが、やはり不倫をあまりに美化されるとテンションが下がってしまいますので。

槇原敬之「THE END OF THE WORLD」

実は最近存在を知った曲です。不倫曲マスターとしてまだまだですね。全体として落ち着いた曲調なのですが、まずはタイトルがすごい。この世の終わり…

不倫には全体的に夜のイメージがあるのですが、なんだかこの歌詞のイメージだと昼間とかに会っている感じもします。そして会う日はいつも雨なんですね。さすがです。

最初の歌詞が「行いが悪かったかな」なのが本当にやばいです。最初なんだろう?と思わせておいて、最後まで歌詞を聞くと、やっぱりお前の行いが悪いな…と思ってしまいます。

というか主体(たぶん男性)と交際している方の人格が出来すぎていて、見ていてつらい気持ちになります。しっかりと罪悪感を感じられる曲ですが、その罪悪感自体に酔っているような感じもあり、たぶんこれから先何年も不倫を続けるんだろうな…という恐ろしさがあります。

なんといってもこの世の終わりなので。

②罪悪感が強い×自分重視

私の一番好きなゾーンなのですが、ここに属する曲が少ないような気がしてなりません。是非近い曲があったら教えてください。ぜひ。

罪悪感が強くて、なおかつもう相手のことも考えていないとなると、心を病む一歩手前か、現実から離れていく予感があり、一番危ういゾーンなのではと思っています。

神様、僕は気づいてしまった「CQCQ」

あなたのことはそれほど」の主題歌だったので知っている方も多いかと。私もドラマをリアルタイムで全部鑑賞し、驚くほど好みでした。

不倫を美化せず、身勝手な気持ちで不倫してるよ!という感じをアピールしてきたドラマだったので、これは珍しいな…と思って大好きになってしまいました。

曲の方なのですが、これはもう恐ろしくいい曲で、すごくいいんです…語彙力がなくて申し訳ない…

まず罪悪感の強さがすごく、基本的には自分の罪を悔いる歌詞なのですが、

「あなた以外はもうどうなってもいい」という歌詞を突然ぶっこんで来るすばらしさ…

 自分自身が罪の意識に溺れ、大海に沈んでいきながらもこの一言があるだけで愛していた人への思いの強さを感じることが出来ます。本当にベストバランス。何度聞いても泣きます。不倫したことないんですけど。 

福山雅治「HEAVEN」

全体的に罪深そうな、アダルティな感じの曲なのですが、相手である「あなた」に関する情報がほとんどないんですよね。

ただ「あなた」への愛に溺れている自分を歌った曲のような気がして、自分重視曲判定をしました。

しかし全体的に不倫がどうのこうのというより、単にそういうことを楽しんでいる曲疑惑もあります。もしや罪悪感を含めた高度なプレイを見せられている可能性が…

好きな歌詞は「モラルさえ 愛が壊してくれるのでしょう」です。モラルを無くす主体が好きすぎてもうどうしようもないです。

二次創作小説の内容説明で、「モラルがないです」という説明を自分の作品に対してしている方がいて、いまだにその言葉が忘れられないです。モラルがないなんて、本当にえっちだ…

斉藤和義「マディウォーター」

これ、この歌詞…私の求めている不倫がすべて詰まっている…

「なぜ自分ばっかり 損してるんだろう」まず最初にこの歌詞ですよ!!!私の思う、「楽しく不倫している人の気持ち」はこれだったので最初に聞いたとき

わかる!!!!!! 

と叫んでしまいました。他の歌詞もわかる…わかる…という感じで最高でした。不倫相手に関する話が全く出てこないのも推しポイントです。たぶん相手は誰でもよかったんでしょうね。

「楽しいのはいつも最初だけ」「あっちの水はなんかもっと甘そう」とかもうAa…って感じです。歌詞上手すぎ選手権一位です。

③楽しそう×自分重視

一番安定したゾーンかもしれません。やはり不倫は相手に振り回されてこそ、というのもありますが不倫関係に充実感を抱いてそうな曲は見ていて落ち着きます。

そしてその落ち着きの中に悲しさや不安定さが混じってエモみ大爆発します。

平井堅哀歌(エレジー)

これ、楽しそうかと言われると疑問なのですが、たぶん映画「愛の流刑地」を見たから主体の充実した気持ちや強い意志を感じる曲になっているのかなと思います。

この曲は映画「愛の流刑地」の主題歌で、私は当時小さかったので愛の流刑地ブームに乗れなかったのですが、成人してから映画を見て「めっちゃええやんけ…」となりました。まだ見ていない方はぜひ。

映画とのタイアップ曲らしく、ヒロインの愛の強さが存分に出た曲になっています。

「私を壊して」「私を汚して」など、もう私のツボに入りまくりの歌詞で聞くたび涙が出てくるのですが、本当に映画にぴったりの曲で、ぜひ映画とともに聞いてほしいです。

一青窈「他人の関係」

もともとは1970年代のドラマ、「密の誘惑」(私は未視聴です)の主題歌で、金井克子さんが歌っていました。

最近有名になったのはもちろんドラマ「昼顔」。曲もレゲエでポップな感じにアレンジされ、「これ本当に不倫曲か?」と思ってしまいます。

私は昼顔全話視聴済みなのですが、この曲と合わせて放送されるエンディング映像が本当にエッチで美しくて、初めて見た時、友達の家にいるにもかかわらず泣いてしまいました。

この曲の最高なところは主体の女性がすごく自分に自信を持っているところです。不倫曲とかだと自信なさげな女性像が語られることも多いのですが、この曲では

「私何度でもきっと引きもどす もどしてみせる」と強い意志と自信が感じられます。

不倫関係自体を楽しんでいる節があり、なんだか応援したくなってしまいます(不倫はだめです)。

④相手重視×楽しそう

一番楽しそうなゾーンですね。不倫という関係が前提にありながらも、「相手のことが好き!」という気持ちが前面に出ていて明るい気分になります。

平井堅「ソレデモシタイ」

平井堅二曲目ですみません。でもこの曲も最高なんですよ。まず一人称が「アタシ」なんですよ。もうすごいですよ私の思う女性像とぴったりなんですよこの曲の主体。

不倫関係なんですけど、主体の気持ちの強さがすごくて

「チクショー! 会いたい」とかどれだけパワーあんねん、という感じです。歌詞で「奪いたい」とはっきり言っているのも高ポイントです。

 もしかすると不倫したばかりの頃はいろいろと悩んでいたのかもしれませんが、もう完全に吹っ切れています。友達がこの精神状態になっていたらむしろ不倫を応援すると思います。

でも、これだけ自信があるような歌詞を歌っておいて「今立ち止まったら 崩れ落ちてしまいそう」とか言っているのがうおおおおおお!!!

もう全力で応援したい…ありがとう…

サザンオールスターズ「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」

超有名曲ですが、メロディだけ聞いたときまさか不倫曲だと思わなかったです。限られた時間にしか会えず、二人の将来は見えていないのになんだか全体に明るい雰囲気があります。

 「夜明けと共にこの首筋に夢の跡」という歌詞が素晴らしくて、不倫のデートのことを「夢」って言っているんですよ桑田さんは…

夢、確かに夢なんですけどなんだかいい夢のような、中身を細かくは覚えていないけれどいい気分で目が覚めた時のような感情なのかな、と思います。

 しかも秘密のデートと言いつつ、結構いろんなところにデート行ってるのが面白くて、なんかボウリング場にまで行ってるんですよね。バレないかこっちがひやひやします。

でも、二人の関係はさておき本当に楽しそうにデートを重ねていて、楽しそうであればあるほど見ているこっちがつらくなってきます…

二人の幸せを応援する壁になりたいです。

⑤どこにも属さない

悩んだ末、五つ目の項目を作りました。

aiko「ずっと」

私はaikoが大好きなのですが、なぜ好きかというと「主体とその相手はめちゃくちゃ幸せそうなのに、なぜかどうしようもない終わり(死とか)を感じる」からです。

この曲は不倫曲かというと謎なのですが、「あなたに出会えた事があたしの終わり」という歌詞は本当にすごいなと思います。

「ずっとそばにいるから」と言いながらもうあなたに出会ったことで終わっているんですね。もうエモすぎてエモエモパーティ開ける。

 かなり前から好きなのでぜひ聞いてください…お願いします…

まとめ

以上です。予想以上に長文ブログになってしまいました。どうしよう。親切にもこのブログを読み切った方がおすすめ不倫ソングを紹介してくれることを祈って、今日は眠りにつきます。いい夢見ましょう。